2014年04月19日

餃子

宇都宮市中心街で17日に発生した火事で、ギョーザの老舗「正嗣(まさし)宮島店」がほぼ全焼した。日本餃子協会によると、「正嗣」はギョーザの町として知られる宇都宮の中でも、休日には大行列ができる人気店で、「みんみん」と並ぶ老舗。「正嗣」は早ければ今月下旬にも、近隣のビルで営業を再開するという。

 「正嗣」によると、この日、火事でほぼ消失した宮島店の十数メートル先にあるビルの一室を借りる手続きに入った。かき入れ時となるゴールデンウイーク前の今月下旬の再開を目指しているという。「正嗣」の店関係者は「店は火事で焼けてしまったが、お客様のためにすぐ営業しなくては、と考えた。改装などを進め、早めに営業できるようにしたい」と話した。

 同店は宇都宮市で1965年秋に営業を始めた。パリッとした薄皮で具材は野菜が多めなのが特徴。インターネットで100万食を売るなど人気の店という。被害に遭った店は9店舗あるうちの本店で、休日にはどの店も長蛇の列ができ、全国にファンも多い。

 「ギョーザの町」として知られる宇都宮市は昨年、ギョーザ消費量で浜松市を764円差で抑え、3年ぶりの日本一の座を奪還した。餃子協会によると、市内だけで約30店舗が営業しており、ギョーザ専門店の数としては、東京都全体と同じ。その中で「正嗣」は、58年夏に開店した「みんみん」のライバル的存在で、宇都宮の「ギョーザ2大巨頭」と言われている。

 宇都宮中央署などによると、火災は17日午前8時20分ごろ、宇都宮市馬場通りの飲食店密集地で発生した。火は周辺のビルなど数棟に燃え移ったが、昼ごろに鎮火した。けが人はいなかったが、消防車など約30台が出動。黒煙が上がり、一時騒然となった。

 この日は県警と消防が現場検証などを行い、被害棟数や出火原因を調べた。電気配線の周辺が激しく燃えており、県警は漏電の可能性が高いとみている。



厚岸町



Posted by 次郎1980 at 14:28│Comments(0)
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